20代転職体験談

【女性の職場しんどい・きつい】底辺のリラクゼーション業から正社員として事務に転職した20代女子

■私が転職活動中、転職するまでに心がけていたこと、ルール
1.妥協しない、ホワイトな会社のみを選ぶ
2.転職サイトは複数チェックする
3.プライベートを充実させられる会社かどうか確認する
4.転職に役立つ本を読んでおく
5.自分の得意なこと、好きなことはなにかを見つめ直す

■はじめに
私は現在29歳、既婚で建築関係の会社で事務員をしています。
高卒でぼんやりとフリーターをしていた私は、20歳の時に“手に職を”という母の勧めでリラクゼーションセラピストという職につきます。
(よく温泉施設に入っているような足ツボやボディケアなどを行う仕事)

住み込みの研修、女性だけの職場の厳しさ、最低の労働条件、プライベート皆無…まさにブラックとしかいいようのない職場から、私がどのように転職に至ったのかの体験談です。

■超絶ブラック企業での体験談
リラクゼーションセラピストの募集要項には、
1年目で月収25万円
3年目で月収30万円
5年目で月収45万円
という例が書かれていました。
なんの資格も経験もない私にとっては夢のような数字でした。

未経験で手に職をつけられて、お金がたくさん稼げる。
20歳そこそこの私はまんまと乗せられ、意気揚々と2か月の研修に赴きます。

・研修での体験談
住み込みでの東京研修で私を待っていたのは20人ほどの女性との共同生活でした。
狭いビルの一室に、二段ベッドを10台ほど置いただけのそこは、キッチンもなければお風呂もありません。シャワールームは交代で使えますが、なにしろ20人いるわけですから、最後の人が入るのは日付を跨いでしまうこともザラです。時には途中でお湯がでなくなることも….

このときすでにブラックなんだと気が付ければよかったかもしれません。厳しい研修の途中で断念して辞めていく人もいました。耐えられる自分は優秀なんだと、そのときは思っていました。

しかも、労働条件は以下のとおり。

・正社員ではなく業務委託(個人事業主)
・交通費、有給、福利厚生、失業保険、雇用保険なし
・原則 毎月23日出勤
・制服は自費購入
・委託料金アップのための昇給試験は試験料2万円
・組合費として毎月売上の5%徴収
・退職時は2か月以上余裕をもって申告すること

当時はアルバイトとしてしか働いた経験がなかったので、こんなものかと思っていましたが、今考えると本当にありえない条件です。

・配属先での体験談
いざ配属された職場もこれまたブラックでした。
業務委託は、施術以外の業務は売上になりません。雑用はすべて新人に押し付けられ、勤務時間の一時間前には出勤しなければなりませんでした。イヤな客は先輩に押し付けられ、指名になりそうな客は横からかっさらわれる。まさにサバイバルの日々。
数年経ち、指名がつくようになると、今度は休みがなくなっていきました。しかしいくら休みなく働いても、募集要項で見た数字には到底及びません…。かなりの肉体労働のため、体力的にもかなりきつい日々。プライベートなんて一切ないほどの目まぐるしさで気が付けば毎日、転職サイトをチェックしていました。

■現在の職場での体験談
今働いている職場は正直、ホワイトとしかいいようがない会社です。
未経験で学歴のない私を正社員として雇ってくれただけでも感謝しかないのですが、
年齢の近い人が多く、和気あいあいとした雰囲気ですごく働きやすいです。
残業もなく、定時であがることを推奨されています。
もちろん交通費や福利厚生、ボーナスももらえ、年収は前職の1.5倍ほどあがりました。
上場を控えており、将来的にも安定しているホワイトな会社で、毎日が本当に充実しています。

■転職をしようと思ったきっかけ
前職の職場は“辞めさせない”という圧がとても強くて、なかなか言い出せませんでした。
(ブラック企業ではよく聞く体験談ですね)“こんなことで辞めるようならどこの会社でもやっていけない”、“お店のみんなも指名をしてくれるお客様もあなたが必要”とみんながあの手この手で引き留めるのです。マネージャーも離職率が高いと自分の評価が下がるため必死です。

毎日のように転職サイトを見てはいても、なかなか言い出せません。
そんなとき私の背中を押してくれたのが、少ないプライベートの時間のなかで唯一連絡を取り合っていた友人の言葉でした。その友人もブラック企業からホワイトな会社へ転職をしたばかりで、自分の体験談から「絶対に早いほうがいい。そこにいる人は自分はその地獄から出る勇気がないくせに、誰かが出ていくのが許せないんだよ」と言われ、それまでの一緒に苦しい中頑張ってきた仲間という視点から、底辺で足を引っ張りあっているだけの関係なんだと気づくことができました。

辞めると宣言してからの2か月は、イジメのようなこともありつらい経験でしたが、今では本当にそれを乗り越えて転職してよかったと思っています。

■転職したときに利用した転職サイト
私が「次は絶対にプライベート優先できるホワイトな企業で働く!」と決めて、いちばん見ていたのは『とらばーゆ』です。女性向けで事務職等に強い印象があり、サイトが見やすいのが決め手でした。

いちばんの不安はやはり、未経験で学歴がないということ。
しかしちゃんとそういった条件を絞って検索することができるので、何社もヒットしたときは安心しました。そしてホームページ上で未経験からの転職をされた方の体験談などを読むことができたため、それもとても励みになりました。

■転職活動~面接の体験談
・まず先ほども書いたように私が基準にしたのはプライベート優先のホワイトな会社であることです。そしてボーナス有、家から近い、残業代全額支給…あげればキリがないですが、なんと今の会社はすべてにあてはまっていました。

求人のページで目を引いたのが、おしゃれなオフィスの写真と、和気あいあいとした雰囲気、人間性重視での採用を謳った文言でした。履歴書には未経験でも絶対に役に立てること、できる仕事の幅を広げて会社に貢献できる、といった熱意をとにかくアピールしました。一次、二次、最終面接と三回に渡った面接の結果、なんと一社目で見事に合格。運命さえ感じました。

■変わったこと、やりがい
プライベート皆無のブラック企業体験談はもっともっとお話ししたいところではありますが、せっかくホワイト企業に転職ができたので、そちらのお話をもう少し詳しく書いていきたいと思います。
現在の私の仕事は建築関係の会社の営業アシスタントです。
週休二日、休日出勤はありません。
定時に出社し定時に退社しますが、そのことを咎めるような空気はありません。
有給の取得も推奨されています。

来客があればお茶をだし、データの処理や事務所の掃除、備品の買い出しなんかに行くこともあります。一日パソコンとにらめっこをしているわけではなく、好きなタイミングで動いたりでかけたりができるのですごく気が楽ですね。営業同士も仲が良く、休日にはみんなでキャンプに行ったり、川でバーベキューしたりとプライベートにわたり仲がいいので、とっても居やすい職場です。

そんな私のやりがいは、ささやかではありますが、やはり営業さんに「あなたがいてくれると事務所が明るくなるよ」、「ありがとう」と言ってもらえることです。営業アシスタントは決して雑用ではない。店長よりもお店を知っているし、アシスタントによってその店舗の雰囲気がガラッと変わる。雰囲気が変われば業績も変わる。だから責任を持って仕事をやってくださいね。入ったばかりの頃、尊敬する上司にそう教えられたので、私は志高くいられるのかもしれません。自分にも後輩ができて、ティーチングやコーチングを教わる中で、“志を教える”ということの大切さを改めて認識しています。“このお店をもっとよくしたい”、“もっとみんなの役に立ちたい!”。それが今のわたしのやりがいです。

■おわりに
ブラック企業体験談、そしてプライベート充実のホワイト企業への転身体験談、いかがでしたでしょうか。
ブラック企業に勤めていると、“自分が我慢すればいいから”、“みんなに迷惑がかかるから”、“ここを乗り越えればもう少し楽になるはず”と、いろんなことを先延ばしにして、どんどん視野が狭くなっていくことがあります。
私もそうでした。
通勤中に「今、事故にあえば会社に行かなくて済むのに」と考えたこともあります。
もし少しでもそんな考えが起きるようなら、そこは間違いなくブラックです。
そしてホワイトな企業なんてそんなにあるもんじゃない、と考えているかもしれませんが、そんなことはありません。しっかり選べばホワイトな会社も必ずあります。
仕事もプライベートも両方充実させることだって不可能ではありません。

-20代転職体験談

© 2026 ブラック企業から転職体験談【脱ブラックからホワイト企業へ】