30代転職体験談

IT業界新卒入社2年目。残業続きの長時間労働で働き続ける気力がなくなって転職した体験談

転職活動中、1つだけ心に決めていたこと

自分の中で「転職先を決めてから辞める!」というルールを決めていました。

ブラック企業で働いていた当時は、残業ばかりの生活にとにかく嫌気がさしていて、早く辞めてしまいたい気持ちでいっぱいでした。

あまりにも「もう嫌だ、きつい」という気持ちが前面に出過ぎていると自分でも自覚していたため、勢いだけで辞めてしまうと、もう社会復帰できなくなるのでは、という不安もありました。

今の会社で働き続けるのはとにかくきついから嫌だという不満と、今辞めてしまったら、この先仕事が見つからずに働けなくなってしまうのではないかという不安の両方で悩んでいました。

でも、悩んでいるだけでは何も変わらないので、とにかく転職先を決めてからブラック企業を辞める、という順番を守ることにして転職活動を始めることにしました。

家でやることは食事・入浴・睡眠のみ、という生活から抜け出すための転職

私立文系大卒、現在はIT企業で事務職をしている30代女性です。

新卒で入社したブラック企業を2年目で辞めて転職しました。

IT関係の会社で、システムの導入指導と運用サポートを担当していました。

毎日毎日残業続きのきつい長時間労働、生活のための仕事ではなく、仕事のための生活になってしまっていることが嫌になり、入社2年目で転職することにしました。

仕事後は家に帰って寝るだけの生活から、仕事後に習い事に通える生活へ

新卒で入社したIT企業は年収210万円で、会計システムの導入指導と稼動後の運用サポートを担当していました。

社内にいるときは電話やメールでの対応を行いますが、対応内容によってはお客様の始業前やお昼休み、または終業後に訪問することもあり、月2~3回は泊りがけの出張もありました。

自分の仕事の他にも、内勤のパートさんたちからの問い合わせ対応や、時間契約で働く彼女たちが日々やり残して行く仕事の後始末もしなければならず、残業は毎月60時間以上ありました。

都内の会社に勤めていましたが、朝7時に出社して客先訪問の準備をし、奈良や京都のお客様を訪問して帰社、パートさんたちの残務処理をして夜9時に退社、というのがよくある働き方でした。

通勤時間は往復で約2時間半、家に帰ってからすることは食事・入浴・睡眠のみ、という生活スタイルでした。

会社としては土日祝休みでしたが、土曜はほぼ出勤になることが多く、たまの休みは本当に疲れてひたすら家で休むだけの状態でした。

当時は実家暮らしで、社会人になったにも関わらず、身の回りのことは全て親任せの生活を送っていました。

仕事のやりがいは感じていましたが、とにかく長時間労働で体力的にも精神的にもつらく、平日は家に帰ったら食事をしてお風呂に入って寝るだけ、休みの日もほぼ寝て過ごす、こんな生活をしていることが情けなく思えて、きつい仕事を辞めたい気持ちが大きくなっていきました。

実家暮らしだったからこそ、食事や洗濯など身の回りのことをすべてやってもらえていてとても助かったのですが、社会人にもなってこんな実家頼みの生活をしていては、この先何年たっても私は自立できないのではないかと不安に思っていたことも辞めたい理由の1つでした。

転職先もIT企業でしたが、今度は経理関係の事務処理と電話やメールでのお客様の問い合わせ対応を担当することになりました。

ブラック企業で働いていた頃に比べると、担当業務のボリュームは圧倒的に少なく、出張も無く、残業は月10時間以内、土日祝は確実に休み、きつい思いをすることも無く、毎日夕方6時に定時で仕事を終えて、仕事帰りに友人と待ち合わせて食事に行ったり、料理教室などの習い事に通ったりすることができるようになりました。

こんなゆとりのある働き方をしながら、年収は300万円にアップしました。

転職前は家での生活全般を親に頼りきりだったため、転職して自分のことを自分でやれるようになると、両親も転職したことをとてもよろこんでくれました。

ただの不満が転職への決意に変わった先輩社員と同期の悩み

転職前、私が常々不満で会社を辞めたい理由として思っていたことは、毎日続く残業によるきつい長時間労働でした。

さらに不安になったのは、入社4~5年目の先輩社員たちが、入社当初から年収がほとんど上がらず、低賃金に不満を抱いているという点でした。

当時の私は、きつい思いをしながらも、

自分はまだ働き始めたばかりで勉強不足だから。
仕事の段取りもうまくできないから。
だから残業になるのは仕方ない。
きつい、辞めたいと思う前に、がんばらないといけない。

と考えて、どうにかブラック企業でのきつい仕事を乗り越えようとしていました。

でも、毎日仕事がきつい、辞めたいと思いながら、がんばって仕事をきちんとこなせるようになっても、その働きに見合ったお給料をいただくことはできないんだな、と思うとブラック企業で働くことが馬鹿らしく感じるようになりました。

同期入社は10名でしたが、私が配属された部署には一緒に配属された同期はおらず、それぞれ別の部署で働いていました。

当時は本当に自分の仕事のことで手一杯で、他の部署に配属されていた同期がどんな状況だったのか気にする余裕もありませんでしたが、入社後1年が過ぎる前に、4人が既に退職していました。

後から聞いた話では、私と同じような長時間労働に加え、きついパワハラ・モラハラが苦で辞めたいと思っていたようです。

第二新卒としての転職活動

現時点で仕事がきついし辞めたいし、つらい時期を乗り越えられても先は明るくないようだし、今のブラック企業に長くいてもいいことは無い!と結論付けて、転職活動を始めることにしました。転職サイトはリクナビNEXTとDODAに登録しました。

ネットで検索してこちらの2社が第二新卒の募集が充実していそうだったので、決めました。

転職サイトは数多くありますが、何社も登録すると管理がしきれなくなるだろうと思い、私はこの2社で十分だと感じました。

仕事の移動時間や休みの日などを使って求人を探していました。

自分の希望に合う求人は以外とあるもので、それだけで気持ちが楽になりました。

だだ、実際の生活としてはブラック企業で長時間労働をしていたため、いざ応募書類を準備しようにもなかなか時間がとれず、志望動機は何をポイントにしようか、転職理由は本当のことを言って大丈夫か、応募する手前の段階で日数がかかり過ぎていました。

これでは実際に選考が先に進めたとしても、その先はスムーズにいかないのではないかと不安になりました。

そこで、DODAの転職エージェントを活用することにしました。

求人の紹介や面接のスケジュール調整だけでなく、志望動機のまとめ方や転職理由の効果的なアピール方法、面接時の心構えなどのアドバイスをいただけたので、迷わず転職活動が進むようになりました。

面接の練習も行っていただき、とても助かりました。

転職エージェントの活用がお勧め

仕事を続けながらの転職活動は時間のやりくりが大変になると思うので、ぜひ転職エージェントを活用して効率的に進めることをお勧めします。

自分の希望を伝えた上での求人紹介、応募書類の準備についてのアドバイス、面接のスケジュール調整、面接の練習など、あらゆる面でサポートが受けられます。

どのようにまとめるか迷っていた志望動機と転職理由については、

・長く働き続けたいが、現在の勤務状況では将来が不安
・現在の仕事はやりがいもあり、続けていきたい
・短い経験ではあるが、今後の業務にも活かせるように取り組みたい

という方向で、わりと本音に正直な内容でまとめました。

ただ、最終的には転職エージェントに紹介してもらった会社ではなく、リクナビNEXTで自分で探した会社に転職しました。

転職エージェントを活用して転職活動のコツを習得してからは、本当に効率的に活動が進められるようになったので、いただいた求人だけでなく、自分で探した会社にも積極的に応募できるようになりました。

そういう意味でも、ぜひ転職エージェントの活用はお勧めです。

転職活動全体としては約10件程の求人に応募しました。

紹介案件での面接が2件、自分で探した案件の面接が2件、最終的に自分で見つけたほうの求人に決めました。

営業所で採用された後、本社へ異動となり管理部門で勤務

転職当時は営業所での採用で、経理関係の事務処理と電話やメールでの自社製品の問い合わせ対応など担当することになりました。

その他の業務としては稟議や申請書類のチェック、勤怠管理の処理作業、ホームページの更新、庶務的な作業など、いろいろなことを担当してきました。

こうして書き出してみるとあれもこれもやっているように見えますが、業務のボリュームとしては前職に比べて圧倒的に少なく、出張も無く、残業は月10時間以内、土日祝は確実に休み、毎日夕方6時に仕事を終えて帰宅できる生活になりました。

転職してから10年後には本社の管理部門へ異動となり、転職当時300万円だった年収も、400万円にアップしました。
経営企画や総務を経て、現在では人事・労務関係の仕事をしています。

営業所にいた頃よりは少し残業が増えましたが、それでも月10時間を越えることはあまり無いので、結婚後も無理なく仕事を続けられています。

つらいことの原因を取り除こう!

いま会社の仕事がつらくてたまらない、でも仕事は続けないと生活できない、でも今のままではやっていけない…

つらい状況の中では不安になることもたくさんあって、悩みもどんどん増えてくると思います。

でもシンプルに考えて、会社の仕事が原因でつらいなら、まずは転職する!でいいと思います。

辞めたい気持に正直に、きついと思っていることの1番の原因を取り除いてから、他の不安なことについては順番に対処していけばいいと思います。

精神的にも体力的にもつらい状況を続けて、身体を壊してしまってはこの先どうにもならないので、まずは転職に踏み切ってみることをお勧めします。

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